オーシャン・ドリーム(Ocean Dream)

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Author : Chiga Kenjii

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クルーズ船データ
クラス カジュアル 就航年 1981年
総トン数 35,265t 乗客数 1,422名
全長・全幅 205m×26.5m 船籍 パナマ
デッキ数 10 運航会社 ピースボートジャパン
客室数 670室 主要航路 世界一周

【公式フォーラム】【クルーズ船】オーシャン・ドリーム(Ocean Dream)について話しませんか?


5つ星評価: 5
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クルーズ船レビュー

  1. ohbune より:

    クルーズを始めたのが27年前、主に海外クルーズが中心で、ピースボートは何となく名前くらいは知っていましたが、興味を持ったのは、新さくら丸が引退し、日本のクルーズがステータスを求める人たちのための狭い世界に変わりつつあったからでしょうか。

    実際に乗船したのは2015年の夏のショートクルーズが最初で、翌年、地球一周をしましたが、やはりロングクルーズのほうがお勧めです。
    地球を船で一周することにより、点ではなく、線で海や空の変化を体験することができます。
    現在の使用船、Ocean Dreamにはメガシップのような娯楽はありませんが、オープンスペースは想像以上に広く、海や空、星などを観察したり、とにかくアウトドアで過ごすことが好きな人には向いています。
    食事はシンプルですが、1〜2週間のクルーズならともかく、100日を超えるクルーズでは、このシンプルさが過剰な栄養摂取を防ぎ、ありがたく感じます。
    昨年、二度目の地球一周では、述べ3週間をオーバーランドで過ごしました。
    1週間くらいの小旅行なら、不要なものはキャビンに残し、小さなバックパックひとつで足ります。
    興味のある方は、blogにもいろいろな船の体験を載せています。

    5つ星評価: 5
  2. Tom より:

    ピースボートへの先入観は、格安のクルーズという一面と、辻元清美らが始めた左翼的な一面であった。しかし、身構えて乗ってみたら、拍子抜けするほど政治色は無く、ただの(格安の)観光クルーズであった。
    それでも普通のクルーズとは大きく違っていた。普通のクルーズなら、ショーやカジノなどのエンターテイメントも楽しみなのだが、そういう受け身的なものが少ない。リピーターも多いからか乗船してすぐにいろいろな自主活動(囲碁、ダンス、楽器演奏、手品、テニス、太極拳…)が立ち上がり、その数は100ほどもあっただろうか。また、それらの活動の発表会(学芸会みたいなもの)が企画されたり、のど自慢大会、運動会が企画されたりと、乗船者同士で積極的に作り上げていく感じであった。手作りの分、安上がるのであろう。もちろんそれらの活動には全く参加せずに自由に時間を過ごす人も多い。
    ピースボート本来の性格が感じられるのは講演会での訪問国に関する話が、貧困や差別、エコ、ボランティアなどの内容が多いことだろう。興味があって聞いた中で、旭川動物園の坂東元園長のボルネオでのオランウータン・ゾウの保護の話と、マダガスカル人による焼き畑による国土の荒廃・貧困の話などは印象深かった。
    上陸してのツアーは結構高く、普通のクルーズと変わらない。ジャパングレイスはここで儲けているのだろう。しかし、訪問国での交流を主としたツアーもあって、その辺がピースボートらしさなのだろう。
    いろいろなクルーズに参加した人の話が記憶にある。「普通のクルーズは陸上での地位や名誉を背負い、食事に行くにも宝飾品を身にまとって行かないといけないが、ピースボートにはそれらを全て置いてきて乗船する。」

    5つ星評価: 5
  3. Marie より:

    1月から3月までオセアニアクルーズを楽しみました。
    旅のパートナーは高校時代の同級生です。
    お互い旅が大好きなので、ワクワクしながら出港日を迎えました。
    利用客船はオーシャンドリーム号で、日本では有名な客船です。
    横浜を出港してから1週間もすると船旅にも慣れ、他の乗客とも打ち解けて話せるようになり楽しかったです。
    オーシャンドリーム号に乗るのは初めてでしたが、乗客の多くはリピーターでした。
    部屋は2人用のスタンダードルームです。
    イメージしていたよりも広さがあり快適に過ごせました。
    飛行機で旅することが多いので、のんびりとした船旅は新鮮でした。
    バリ島は旅行したことがあるので知っている場所も多く、懐かしかったです。
    オーストラリアでは全部で5つの港に寄港しましたが、どこも魅力的で食事も観光も楽しめました。
    オーストラリアは都市でも自然が多く、自然が全くないオフィス街で仕事をしていた身としては羨ましく感じました。
    動物好きの友人が楽しみにしていたタスマニアでは野生動物公園に寄りました。
    この公園には保護された動物達が一緒に暮らしています。
    珍しい動物にも出会えて、充実したひとときを過ごせました。
    ニュージーランドでのフィヨルド遊覧も楽しかったです。
    絶壁の山々の迫力は忘れられません。
    かなりの長旅だったのですが、毎日新しい経験をするので長かったという感じがしませんでした。
    乗客とはファミリーのような感じで、和気藹々と楽しめました。
    帰ってきてからまだ日も浅いのですが、またクルーズの旅に出かけたいと話しています。

    5つ星評価: 5
  4. mina より:

    街中でよく見かけるピースボートの「地球一周の船旅 99万円」のポスター。私もこの船に乗り、約3ヶ月かけて地球一周してきました。
    船の中で多い年代は20代と60代でしたが、一番下は2歳、上は80代の方まで本当に幅広い年代の方々がいらっしゃいました。ピースボートに乗る方は世界を見て回りたいという旅目的の方が多いと思いますが、私はそれだけでなく、バックグラウンドが違うこれだけ幅広い年代の方々に出会えることも大きな魅力のひとつだと思います。
    船の中は、正直、乗船前は「暇な時間も多いんだろうな」「いろいろ不便なこともあるんだろうな」と思っていましたが、想像していたよりも遥かに綺麗で広く、快適に過ごすことができました。毎日何かしらの映画が上映されていて、次の寄港地や国際協力に関する講座や英会話教室なども行われています。そして、乗船者が自由に企画を立てることもでき、仲間を募ってスポーツをしたり、物作りをしたり、勉強したり、一日限りのゲイバーを開いてみたり、一部屋に何人入れるか試してみたり、真面目なことからくだらないことまで様々な企画が盛り沢山で、毎日楽しく過ごせました。
    3食の食事に加えておやつの提供もあり、お金を出せばバーや居酒屋での飲食や売店での買い物もできるので、食には困りません。ただ、船内で購入するのはやはり高いので、寄港地でお酒やお菓子、非常食などを購入しておくことをお勧めします。そして、船内は広いとはいえどうしても運動量が減ってしまうので、体重の増加には注意です。
    この価格で地球一周できるクルーズはなかなかありませんし、乗って損することはないと思います。ぜひみなさんも乗船してみてください^^

    5つ星評価: 5
  5. kokoko より:

    私がこの船の乗るきっかけとなったのは、街中によく貼られているポスターで99万円で世界一周できるというもの。実際に乗ってみると、若い子達が多いことに驚きました。本来ならば60代を過ぎた方が多いそうですが、第77回のクルーズは夏休みとかぶっていたこともあり、10代や20代が3割近くを占めていました。また、大学の単位として認めている学校もあり、羨ましい限りでした。寄港地では降りて観光や買い物を楽しめますが、この船の特徴はやはり現地の方との交流ができること。私は普段の旅ではできない、交流のオプションを選び、帰る頃には現地の方とFacebookなどの交換もし、今でも繋がっています。船で過ごす時間が多い中、船内では毎日いろんな出来事(ヨガや映画、ダンスなど)があるので、船内新聞を見ては今日は何をするかを決め、行動していました。また、運動会やハロウィンなどさまざまなイベントが行われているので、下準備に追われるなど意外と毎日やることは多いです。私は英語の勉強もしたかったので、有料の英語の授業にも参加していました。実際に船内の乗船者は9割近くが日本人なので英語が話せなくても大丈夫ですし、クルーは東洋人が多いので、親しみやすいです。食事も無料で3食つき、おやつまでついてきますし、売店もあるので、食には困りません。居酒屋もあるので、お酒好きな方も楽しめると思います。ただ、気候によっては船が強く揺れるときがあり、立っていることもできなかったので、船酔いがダメな方にはオススメしません。

    5つ星評価: 4