2017年9月に、日本発のクルーズとしてはもうすっかりおなじみになった、ダイヤモンド・プリンセスの「ぐるり北海道とサハリン」の8泊9日のクルーズに参加しました。
ルートとしては横浜を出航後、釧路に寄ったあと、千島列島を通ってサハリン(ロシア)、小樽、函館に寄港します。9月上旬でしたが、やはり北の海は肌寒く、曇っている日が多かったです。特に千島列島では、択捉島とウルップ島の間を航行するのですが、普通では行けない、なんだかすごいところを航行しているように感じました。
船の中のイベントがあまりにも楽しすぎて、また、天候があまり良くなかったせいもあり、寄港地で下船したのはサハリンと小樽だけでした。サハリンでは、あいにく豊原までのオプショナルツアーが満席で、コルサコフの観光ツアーに参加しましたが、観光センターでのロシア舞踊のあと、地元の人が売りに来るバザーのような土産物屋を見て、レーニン広場に寄り、バスでアニワ湾を一望できる高台に案内されました。
それほど実りのある観光ではなかったですが、個人で行くとビザを取らなければならず、飛行機や船で行くにも高額なサハリンに上陸できたのがなによりもレアでした。
また、小樽はほぼ20年ぶりだったのですが、港にタクシーが来ているためそれで中心地まで行って、人力車に乗るのがおすすめです。珍しい石造りの倉庫街やガス灯など、運河沿いに走ってくれて、観光客があまり行かないエリアも見学できます。また、人力車のお兄さんにおいしいお寿司屋さんなどを紹介されますが、美味しいことは間違いないですが、高いので、中心街の運河沿いの倉庫街にある安くて美味しいお寿司屋さんがおすすめです。